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【2025_J2】第5節ジュビロ磐田vsヴァンフォーレ甲府戦をレビュー

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開幕2連勝からの2連敗。

特に前節、富山戦でのパフォーマンスには多くのサポーターが落胆した試合内容でした。

そんな中で迎えた重要な開幕5戦の最終節。

比較的相性のいいヴァンフォーレ甲府をエコパに迎え入れての対戦。

試合を振り返っていきます。

目次

マッチレビュー

試合結果は2-1でジュビロ磐田の勝利!

2連敗のイヤな流れを払拭する、メンタル的にも大きな勝利となりました。

3人のスタメン変更

キックオフ2時間前に発表されるスターティングメンバー。

思わず「おぉっ」と声を漏らしてしまったのは僕だけではないはず。

ハッチンソン監督は3人のスタメン変更をほどこしてきました。

GK:川島 → 阿部
CB:グラッサ → 上夷
ST:佐藤 → 角

角選手は前節の出来から想定できたものの、阿部選手と上夷選手の起用は予想外。

この予想外のスタメン変更は、とてもポジティブで今後のジュビロに期待感を持ちました。

というのも、今までのジュビロはメンバーが固定されがち。

「また同じスタメンか。。」

僕みたいなライトなサポーターからすると、どうしてもそう思ってしまうわけで。

変更をしても同等のパフォーマンスを発揮できる選手がジュビロにはいる。

そして、スタメン起用してくれる監督がいる。

このことを認識させてもらえただけでもとても嬉しく思いました。

+1

スタメンに抜擢されたGK阿部選手。

個人的には100点、いやそれ以上のパフォーマンスを見せてくれたと思っています。

富山戦で特に感じたCBの裏の広大なスペースへの対応。

「あれ?ここってGKがカバーするんじゃないの?」

という不安を見事に払拭させてくれた阿部選手。

カバー範囲が広く、押し込んだ場面では前へ出てきてカウンターの起点に。

GKがフィールドプレーヤーとなり、+1できることで他の選手の負担を一気に軽くすることができますね。

これこそハッチンソン監督が思い描くGK像なのでは?と感じました。

次節以降もスタメン起用間違いなし。

ですよね?監督!

ペイショット選手の躍動

2ゴールでジュビロの勝利に大きく貢献したペイショット選手。

FWですから「数字」「結果」が求められるポジション。

2ゴールは大合格でしょう。

しかし!個人的には数字以外のパフォーマンスもかなり良かったと感じました。

  • フィジカルを生かしたボールの収め
  • さすがブラジル人の足元の技術
  • 展開力のあるパス

このどれもがJ2ではチート級のパフォーマンスでした。

STとポジションチェンジして中盤で気の利いた落とし、フィジカルで収める、そして展開力のあるパスを出す。

水戸戦の前半では見られたはずなのに、ここ数試合はなぜかなかなか試合に絡めていなかったペイショット選手。

もともと能力がある選手なだけに、うまく噛み合っていない状況に歯がゆい気持ちがありました。

今節をキッカケにさらなる活躍を期待したいですね。

先制点の重要性

個人的にボールを保持するハッチンソン監督の戦術において、先制点はとても重要だと思っていまして。

先制した場合、保持タイプのジュビロに対し、ボールが持てない相手チームは焦り、リスクを負ったスタイルへ変更せざるを得ない状況に。

そのスタイルの裏をつく形でもっと点が取れるんじゃないかと。

浅はかな考えかもしれませんが、ハマればかなり手強い戦術ですよね。

こうした状況を早く作り出し、得点を重ね、相手チームのメンタルをへし折る。そのためにも先制点は重要ですし、もっと早い時間帯で取っておきたいところ。

もっと戦術が浸透してきた時に、こんなジュビロが見られたら。。

ますます今後のジュビロに期待していきたいですね。

総括

富山戦の悲壮感から期待感へと変えた今節の結果はとても意義のある試合でした。

くすぶっていたペイショット選手の2ゴールや、ハイパフォーマンスを見せてくれたスタメン抜擢の3選手。

今後の試合にとても期待感が持てましたね。

欲を言えば、左サイドの連携をもっと深めて攻撃に厚みを持たせたいところ。

左サイドのさらなる活性化に期待したいです。

試合経過

試合経過をデータと共に振り返ります。

タイムライン

試合開始

3/15 14:00 天候:雨 気温:14.5℃

観客数:15,447人

磐田:先制点

得点者:ペイショット

前半終了

磐田1 – 0甲府

ポゼッション率 磐田:65% 水戸:35%

甲府:選手交代(1回目)

out:荒木
in:小林

out:宮崎
in:マテウス レイリア

磐田:イエローカード

対象者:江﨑

甲府:得点(PK)

得点者:鳥海 芳樹

甲府:選手交代(2回目)

out:三平
in:内藤

磐田:選手交代(1回目)

out:角
in:佐藤

磐田:追加点

得点者:ペイショット

磐田:選手交代(2回目)

out:植村
in:為田

out:倍井
in:川崎

out:上原
in:金子

甲府:選手交代(3回目)

out:熊倉
in:田中

out:平塚
in:遠藤

甲府:イエローカード

対象者:中山

磐田:選手交代(3回目)

out:ペイショット
in:レオゴメス

試合終了

磐田2 – 1甲府

磐田フォーメーション

スターティングメンバー
GK阿部 航斗
DF松原 后
DF江﨑 巧朗
DF上夷 克典
MF 77′上原 力也
MFジョルディ クルークス
MF中村 駿
MF 71′角 昂志郎
MF 77′植村 洋斗
MF 77′倍井 謙
FW 93′マテウス ペイショット
控えメンバー
GK川島 永嗣
DF 77′川崎 一輝
DFリカルド グラッサ
MF 77′金子 大毅
MF 77′為田 大貴
MF 93′レオ ゴメス
MF川合 徳孟
MF相田 勇樹
FW 71′佐藤 凌我

監督:ジョン ハッチンソン

甲府フォーメーション

スターティングメンバー
GK河田 晃兵
DF土屋 巧
DF小出 悠太
DF孫 大河
MF 57′宮崎 純真
MF 80′平塚 悠知
MF中山 陸
MF 57′荒木 翔
FW鳥海 芳樹
FW 80′熊倉 弘達
FW 68′三平 和司
控えメンバー
GK東 ジョン
DF井上 樹
DF 57′小林 岩魚
DFエドゥアルド マンシャ
MF 80′田中 雄大
MF 80′遠藤 光
FW大島 康樹
FW 68′内藤 大和
FW 57′マテウス レイリア

監督:大塚 真司

チームスタッツ

磐田データ甲府
12シュート9
2枠内シュート2
1.25ゴール期待値1.34
750 (86.5%)パス(成功率)282 (74.8%)
15フリーキック9
7コーナーキック3
1オフサイド2
1イエローカード1
0レッドカード0
68%ポゼッション32%

ポゼッション率に大きな開きがありますね。戦術的な違いはあってもかなりの差といえます。

それにともないパス数も大きく開いていますが、注目はパス成功率。

ここを見ると甲府がいかにジュビロのプレスに苦しんでいたかが分かります。

個人スタッツ

注目したい個人スタッツを紹介します。

ハッチンソン監督のサッカーは攻撃時はボールを繋ぐ、守備ではプレスをかけてセカンドボールを回収というスタイルなので【パス数】と【こぼれ球奪取】のスタッツをピックアップします。

サッカーにおけるこぼれ球奪取とは、ボールを失った相手チームのこぼれ球【セカンドボール】を奪い取るプレーです。

パス・(パス成功率)

江﨑 巧朗135 (91.1%)
上夷 克典108 (91.7%)
植村 洋斗71 (91.5%)
上原 力也69 (88.4%)

CB2人が100本越えのパス数。さらに成功率もともに90%越えです。GK阿部選手が+1になったことで両CBが余裕を持ったプレーをできたことがわかりますね。

こぼれ球奪取

中村 駿8
上原 力也7
ジョルディ クルークス5
松原 后4

こぼれ球奪取においてダブルボランチがトップに。

中盤の位置で試合を支配できていたことが数値で明らかになっています。

ピックアッププレーヤー

ブログ管理人:ロジ(https://x.com/roji_jubilo
ハム(https://x.com/hamu_jubilo)が注目したプレーヤーを紹介します。

上夷 克典

グラッサ選手に代わって初スタメンを勝ち取った上夷選手。

序盤のパスミスに不安を覚えましたが、その後はハイパフォーマンスを発揮。

上夷選手がボールを持った時に松原選手が前線へ飛び出していくスタイルが何度も見受けられました。

パス精度の高さと安定した守備で勝利に貢献。

グラッサ選手とのポジション争いができるCBがいること。

これはジュビロにとって大きなアドバンテージになります。

まだまだ活躍が期待できそうな上夷選手に注目ですね。

次節へ向けて

次節はある意味因縁のベガルタ仙台。

まだ勝利のないアウェイの地での戦いになります。

連敗をストップさせ、上位に食らいついていくためにもアウェイでの勝利は必須。

新たなスタメンで勝利した今節の勢いそのままに必ず勝って上位の千葉戦に臨みたいですね。

VAMOS ジュビロ磐田!

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