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【2025_J2】第9節ジュビロ磐田vsロアッソ熊本戦をレビュー

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ダービー勝利の熱が冷めやらぬ内に迎えたJ2第9節、熊本戦。

冷たい雨に降られながらもヤマハスタジアムにコダマする熱気あふれる声援。

上位に食らいついていくために負けられない一戦をどう戦ったのか。

振り返っていきます。

目次

マッチレビュー

試合結果は1-1の引き分け。

ホーム全勝中だったジュビロにとって。

上位が勝ち点を積む中で。

かなり痛いドローです。

開始3分で失点

開始早々という【最悪なタイミング】でダービーに引き続きまたも失点。

一気に試合を難しくします。

この開始早々という時間帯は、自チームのメンタルを大きく削がれ

逆に相手チームを勢いに乗せる効能があります。

ジュビロとしては、勝つために2得点がマストになるのと同時に追加失点は絶対に許されない状況。

それに反して熊本はリードしているため余裕を持ったプレーができるという状況。

この2つの状況を開始早々に作り出してしまうことは大きな大きなマイナスです。

集中していなかったわけではない。

けど、開始早々の失点が続いている。

この事実にフォーカスして対策を検討できることをポジティブに捉えて、次節以降につなげていきたいですね。

対策を上回る対策を

今節、特に前半は攻撃の形が全然作れずに苦労している様子でした。

マンマークでピッタリ相手につく守備を敷いてきた熊本。

そんな守備を前にしてジュビロの攻撃は矢印が相手ゴールではなく自ゴール方向へ向いてしまいます。

開始早々の失点によりリスクを負った攻撃ができなかったことも起因となり、消極的なプレーの連続。

【相手陣でボールを支配する】とは程遠い前半でした。

うまくハマる対戦相手には圧倒的な強さを見せられるジュビロ。

今節のようにマンマークを敷いてくる相手に対して、どんな対策をするか?

その対策を選手間で共通認識していくことが必須ですね。

川﨑一輝

千葉戦しかり、ダービーしかり、出れば数字を残す川﨑一輝選手。

昨シーズン開幕前に讃岐から鳴物入りで加入したものの、なかなかチャンスが巡ってこず歯がゆいシーズンを送っていました。

サイドならどこのポジションでもできるポリバレント性はとても魅力的で、ハッチンソン監督の信頼を勝ち取ることに成功。

今節においても後半途中から交代出場すると、積極的な攻撃を披露し金子選手の同点弾を演出。ジュビロに欠かせないピースとなっています。

ジョーカー的な立ち位置を担っていますが、先発出場しても申し分ない動きを見せているので次節以降はスタメンもあり得ますね。

ますますの活躍に期待です。

総括

リーグ戦においては引き分けが続き上位と離される形となった今節。

対戦相手のジュビロへの研究が進み、ストロングポイントが強みになりづらくなりました。

ハッチンソン監督の試合後インタビューにおいても思い描くプレーには至っていない認識を示しているので、戦術の共有という面でまだ成熟が足りていない模様。

今節表面化した課題をどう克服していくのか。

監督の手腕も試される。そんな熊本戦でした。

試合経過

試合経過をデータと共に振り返ります。

タイムライン

試合開始

4/13 15:00 天候:雨 気温:16.6℃

観客数:7,902人

熊本:得点

得点者:塩浜

熊本:イエローカード

対象者:李

前半終了

磐田0 – 1熊本

ポゼッション率 磐田:62% 熊本:38%

熊本:イエローカード

対象者:袴田

熊本:選手交代(1回目)

out:渡邉
in:大本

磐田:選手交代(1回目)

out:倍井
in:川﨑

out:上夷
in:グラッサ

out:植村
in:為田

磐田:得点

得点者:金子

磐田:選手交代(2回目)

out:角
in:佐藤

熊本:選手交代(2回目)

out:塩浜
in:大﨑

out:藤井
in:竹本

磐田:選手交代(3回目)

out:金子
in:レオ ゴメス

熊本:選手交代(3回目)

out:半代
in:神代

試合終了

磐田1 − 1熊本

磐田フォーメーション

スターティングメンバー
GK阿部 航斗
DF松原 后
DF江﨑 巧朗
DF 62′上夷 克典
MF 84′金子 大毅
MFクルークス
MF中村 駿
MF 73′角 昂志郎
MF 79′植村 洋斗
MF 62′倍井 謙
FWペイショット
控えメンバー
GK川島 永嗣
DF 62′川﨑 一輝
DF西久保 駿介
DF 62′グラッサ
DF川口 尚紀
MF 79′為田 大貴
MF 84′レオ ゴメス
MF藤原 健介
FW 73′佐藤 凌我

監督:ジョン ハッチンソン

熊本フォーメーション

スターティングメンバー
GK佐藤 優也
DF大西 遼太郎
DF李 泰河
DF袴田 裕太郎
MF三島 頌平
MF上村 周平
MF 75′藤井 皓也
MF岩下 航
FW 62′渡邉 怜歩
FW 86′半代 将都
FW 75′塩浜 遼
控えメンバー
GK佐藤 史騎
DF黒木 晃平
MF 75′竹本 雄飛
MF 62′大本 祐槻
MF小林 慶太
FW松岡 瑠夢
FW 75′大崎 舜
FW 86′神代 慶人

監督:大木 武

チームスタッツ

磐田データ熊本
12シュート11
4枠内シュート3
0.99ゴール期待値1.23
725 (85.4%)パス(成功率)400 (76%)
10フリーキック6
4コーナーキック2
1オフサイド0
0イエローカード2
0レッドカード0
62%ポゼッション38%

個人スタッツ

注目したい個人スタッツを紹介します。

ハッチンソン監督のサッカーは攻撃時はボールを繋ぐ、守備ではプレスをかけてセカンドボールを回収というスタイルなので【パス数】と【こぼれ球奪取】のスタッツをピックアップします。

サッカーにおけるこぼれ球奪取とは、ボールを失った相手チームのこぼれ球【セカンドボール】を奪い取るプレーです。

パス・(パス成功率)

江﨑 巧朗105(85.7%)
上夷 克典80(88.8%)
中村 駿67 (92.5%)
金子 大毅65(87.7%)
植村 洋斗58(84.5%)

今節も両CBがパス数においてトップでした。

しかし、今節はなかなか前線へ向けて出しどころがなく最終ライン間でパス回しをする場面が多くみられました。

もう少し最終ラインを押し上げて高い位置でこの数値を叩き出したいところ。

こぼれ球奪

金子 大毅4
ジョルディ クルークス3
角 昂志郎3
マテウス ペイショット3
リカルド グラッサ3

ピックアッププレーヤー

ブログ管理人:ロジ(https://x.com/roji_jubilo
ハム(https://x.com/hamu_jubilo)が注目したプレーヤーを紹介します。

金子 大毅

今シーズン京都から完全移籍で加入した金子大毅選手。

公称177cmとは思えないほど存在感のあるボランチ。

今節の弾丸ヘッドに心を揺さぶられた方も多くいたのではないでしょうか。

当たり負けしない体幹の強さと驚異的なジャンプ力、どこまでもボールに喰らいつくプレースタイルは相手にとってかなり厄介なプレーヤー。

ハッチンソン監督の信頼も厚く、出場する機会が増えていくと思われる選手の1人。

上原力也選手、中村駿選手に割って入り、ジュビロの中盤をさらに厚くしていってほしい。

それだけのポテンシャルと強い気持ちを持った選手なので、今後の活躍にますます期待が持てますね。

次節へ向けて

リーグ戦において5戦負けなしと来ていますが、直近2試合はいずれもドロー。

首位の千葉からは勝点7差とJ1復帰に向けて暗雲が見え隠れする状況です。

次節は下位に沈むものの、前節大宮を最後まで苦しめたブラウブリッツ秋田とのアウェー戦。

対策をとられ始めてきたジュビロにとって正念場となる節目の10節です。

負けないジュビロではなく、勝ち続けるジュビロが見たい。

VAMOS ジュビロ磐田!

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