今節でリーグ戦は丁度半分を消化。
磐田はホーム、エコパスタジアムで愛媛FCとの試合です。
直近の磐田はカップ戦、天皇杯の試合がありましたがいずれも敗退。
しかし5月のリーグ戦は負けなしなのでこの調子で6月も勝ち点を積み上げていきたいところ。
それでは【遠州三光祭】の試合を振り返ります。
マッチレビュー
◤ 𝑭𝑼𝑳𝑳 𝑻𝑰𝑴𝑬 ◢
— ジュビロ磐田 (@Jubiloiwata_YFC) June 15, 2025
磐田 4-0 愛媛#磐田愛媛#ジュビロ磐田 #jubilo pic.twitter.com/mNkGRXw9pG
試合結果は4−0で磐田の勝利。
大量得点、そして無失点。
最高のシーズン前半の締めの試合でした。
多くのシュートを放った磐田
愛媛が最下位に沈んでいるとはいえ、前節上位の大宮相手に引き分けたチームです。
その愛媛に前半から多くのチャンスシーンを作り、この試合では合計26本のシュートを放った磐田。
まさに試合前日降った雨のよう浴びせたシュート。
そして枠内シュートは14本です。
正直なところ愛媛GKのビッグセーブがなければ8-0のスコアで勝っていたかもしれないこの試合。
それぐらい得点の匂いがプンプンするシュートシーンばかりでした。
下位相手に勝ち点を取りこぼすのが多い磐田ですが、最近はしっかりと勝っているので着実に勝ち点を積み重ねていっている印象です。
コーナーキックからの得点
19節にしてやっとコーナーから得点が生まれました。
磐田は前半から多くのコーナーキックを獲得してましたがゴールを奪う事はできず…。
ただショートコーナーで変化をつける場面も何度かみられました。
そして後半になってそのショートコーナーから、グラッサ選手の先制点が。
昇格に向けてセットプレーでの得点というのが間違いなく重要になっていくのでこの調子でセットプレーからの得点を増やしていきたいですね。
輝きを放つ両ボランチ
攻守にわたって活躍した上原選手と金子選手の両ボランチ。
金子選手の特徴はボールを刈り取る守備力、スペースがあれば自身でドリブルしていく推進力。
そしてこの試合でも見られたゴール前に顔を出す動き。
ボランチがゴール前に顔を出すことができると相手DFはマークにつきづらいのでチャンスになります。
金子選手はボランチながらすでにチーム3位の3得点。
FW顔負けの決定力もあります。
そして上原選手の特徴はセカンドボールの奪取とパスセンスです。
サイドを変えるパス、攻撃のスイッチを入れる縦パス、ゴールに直結するようなラストパス。
なので上原選手が前を向いてボールを受けるとチャンスになる場面が多いです。
【セカンドボールを回収し、ボールを繋ぐ】まさにハッチンソン監督のサッカーに欠かせない上原選手。
しかしボランチはケガ人が多いポジションなのでこれ以上ケガ人を出したくないですね。
総括
前半を0−0で終えた時はイヤな空気でしたが終わってみれば4−0の快勝。
内容的にも今シーズンのベストゲームで5月からリーグ戦負けなしは継続中。
【遠州三光祭】は勝利で幕を終えました!
試合経過
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— ジュビロ磐田 (@Jubiloiwata_YFC) June 16, 2025
試合経過をデータと共に振り返ります。
タイムライン
試合開始
6/15 17:00 天候:晴 気温:28.8℃
観客数:27,377人
愛媛:イエローカード
対象者:甲田
前半終了
前半終了時データ
項目 | 磐田 | 愛媛 |
得点 | 0 | 0 |
ポゼッション率 | 53% | 47% |
シュート数 | 16 | 1 |
枠内シュート | 7 | 1 |
ゴール期待値 | 1.91 | 0.10 |
磐田:選手交代(ハーフタイム)
out:渡邉
in:角
愛媛:選手交代(ハーフタイム)
out:村上
in:田口
愛媛:選手交代(1回目)
out:谷岡
in:石尾
out:佐藤
in:鶴野
out:窪田
in:森山
磐田:得点
得点者:リカルド グラッサ
磐田 1−0 愛媛
磐田:選手交代(1回目)
out:佐藤
in:ペイショット
磐田:得点
得点者:ペイショット
磐田 2−0 愛媛
磐田:選手交代(2回目)
out:倍井
in:川崎
愛媛:選手交代(2回目)
out:吉田
in:行友
磐田:選手交代(3回目)
out:松原
in:川合
out:ジョルディ クルークス
in:川口
磐田:得点
得点者:ペイショット
磐田 3−0 愛媛
愛媛:イエローカード
対象者:田口
磐田:得点
得点者:川崎
磐田 4−0 愛媛
試合終了
磐田 4−0 愛媛
磐田フォーメーション

スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 川島 永嗣 | |
DF | → 80′ | 松原 后 |
DF | 江﨑 巧朗 | |
DF | リカルド グラッサ | |
MF | 金子 大毅 | |
MF | 上原 力也 | |
MF | 為田 大貴 | |
MF | → 80′ | ジョルディ クルークス |
MF | → 74′ | 倍井 謙 |
FW | → 45′ | 渡邉 りょう |
FW | → 69′ | 佐藤 凌我 |
控えメンバー | ||
---|---|---|
GK | 阿部 航斗 | |
DF | ← 74′ | 川﨑 一輝 |
DF | 森岡 陸 | |
DF | 西久保 駿介 | |
DF | ← 80′ | 川口 尚紀 |
MF | ← 80′ | 川合 徳孟 |
MF | ← 45′ | 角 昂志郎 |
MF | 西岡 健斗 | |
FW | ← 69′ | マテウス ペイショット |
監督:ジョン ハッチンソン
愛媛フォーメーション

スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 白坂 楓馬 | |
DF | 黒石 貴哉 | |
DF | 山原 康太郎 | |
MF | → 67′ | 谷岡 昌 |
MF | 細谷 航平 | |
MF | → 78′ | 吉田 温紀 |
MF | 深澤 佑太 | |
MF | 甲田 英將 | |
MF | → 67′ | 窪田 稜 |
FW | → 67′ | 佐藤 亮 |
FW | → 45′ | 村上 悠緋 |
控えメンバー | ||
---|---|---|
GK | 徳重 健太 | |
DF | マルセル スカレゼ | |
DF | ← 67′ | 石尾 崚雅 |
DF | ← 67′ | 森山 公弥 |
MF | エカニット パンヤ | |
MF | ← 78′ | 行友 翔哉 |
FW | ← 67′ | 鶴野 怜樹 |
FW | ← 45′ | 田口 裕也 |
FW | アルトゥール ヴィアナ |
監督:青野 慎也
チームスタッツ
磐田 | データ | 愛媛 |
26 | シュート | 7 |
16 | 枠内シュート | 1 |
3.13 | ゴール期待値 | 0.25 |
581(83.1%) | パス(成功率) | 343(79.6%) |
17 | フリーキック | 8 |
13 | コーナーキック | 5 |
2 | オフサイド | 0 |
0 | イエローカード | 2 |
0 | レッドカード | 0 |
59% | ポゼッション | 41% |
個人スタッツ
注目したい個人スタッツを紹介します。
ハッチンソン監督のサッカーは攻撃時はボールを繋ぐ、守備ではプレスをかけてセカンドボールを回収というスタイルなので【パス数】と【こぼれ球奪取】のスタッツをピックアップします。
パス・(パス成功率)
江﨑 巧朗 | 79(79.7%) |
上原 力也 | 75(90.7%) |
為田 大貴 | 69(91.3%) |
金子 大毅 | 67(89.6%) |
リカルド グラッサ | 55(90.9%) |
ボランチコンビがパス成功率90%前後という高スタッツです。
こぼれ球奪取
ジョルディ クルークス | 7 |
金子 大毅 | 6 |
川島 永嗣 | 4 |
江﨑 巧朗 | 4 |
上原 力也 | 3 |
ボランチコンビがまたしても高スタッツ。
出足が良く、ボールを回収できていた証拠です。
ピックアッププレーヤー
ブログ管理人:ロジ(https://x.com/roji_jubilo)
ハム(https://x.com/hamu_jubilo)が注目したプレーヤーを紹介します。
リカルド グラッサ
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— ジュビロ磐田 (@Jubiloiwata_YFC) June 15, 2025
前半から磐田攻撃陣が幾度となくシュートを放てど愛媛GKのビッグセーブ連発でDFとしてはもどかしい心境だったはず。
後半、味方のミスからピンチを招きましたがグラッサ選手がシュートブロック。
そしてグラッサ選手の今シーズン初ゴールから磐田の怒涛のゴールラッシュが始まりました。
この試合のグラッサ選手はゴールや守備だけではありません。
左足のロングフィードを味方にバンバン通してチャンスを量産。
この試合のMOMなのも納得です。
次節へ向けて
次節は首位の千葉との試合。
前回対戦はホームで1−0で勝利しています。
首位との勝ち点差は【6】。
ここで勝てば一気に勝ち点差を【3】に縮めることができる重要な一戦です。
上位との試合が続くので負けは許されない…。
【ここから始まる磐田の反撃】
It was written by Hamu.
