【2025_J2】第38節ジュビロ磐田 vs サガン鳥栖戦をレビュー

J1昇格プレーオフへの最後の切符をかけた、運命の最終節。

勝点で1番不利なジュビロ磐田は、昇格の可能性をつなぐために敵地・鳥栖での勝利が絶対条件。

奇しくも昨年の最終節と同じ相手。

そして悔しい敗戦を喫した相手でもある。

残り1試合。 勝つしかない。 その覚悟を胸に挑んだ、魂の90分＋α。

劇的な結末を迎えた今節を振り返ります。

マッチレビュー

◤ 𝑭𝑼𝑳𝑳 𝑻𝑰𝑴𝑬 ◢

鳥栖 1-2 磐田

▼ご視聴はこちらから
🎬#DAZNhttps://t.co/SzCy8yxmF4#鳥栖磐田#ジュビロ磐田 #jubilo pic.twitter.com/pDPk2CBbfP

— ジュビロ磐田 (@Jubiloiwata_YFC) November 29, 2025

試合結果は1 – 2で磐田の勝利。

劇的な試合が立て続いていたジュビロ。

今節もプレーオフ進出がかかった試合＋昨年と同じ会場ということもあり、さまざまな要素が絡み今回も劇的な幕切れとなりました。

漢　松原后の先制弾

#松原后 の貴重な先制点！#鳥栖磐田 #jubilo pic.twitter.com/khdXjUJfTT

— ジュビロ磐田 (@Jubiloiwata_YFC) November 29, 2025

均衡を破ったのは背番号4、松原后選手。

右コーナーキックから渡辺りょう選手のバックヘッドのこぼれ球を冷静に押し込んだ。

重圧のかかる一戦、しかもアウェイの地で、あの時間帯にあの一撃。

まさに“覚悟”を感じさせるゴールでした。

この先制点でチームは勢いに乗り、後半に向けて大きな追い風を得ることに。

昇格への望みをつなぐ、価値ある一発となりましたね。

ハーフタイムの交代策

安間貴義監督は、ハーフタイムで上原選手に代えて井上選手を投入。

中盤の構成を刷新し、攻撃のテンポと前線への展開力を高める狙いが見て取れました。

井上選手は後半の立ち上がりから積極的にボールに関与し、中盤から攻撃のリズムを作り出す。

この交代により、ジュビロは前半以上に前向きなプレーが増え、鳥栖の守備陣に圧力をかける展開に。

上原選手も良かっただけに、ハーフタイムでの交代は正直驚きましたが、安間監督の手腕が光った交代策でしたね。

劇的すぎる勝ち越し弾

#リカルドグラッサ の貴重な決勝点🔥#鳥栖磐田 #jubilo pic.twitter.com/K88ioyXUrl

— ジュビロ磐田 (@Jubiloiwata_YFC) November 29, 2025

後半43分、鳥栖に同点ゴールを許し、昇格プレーオフ進出が遠のいたかに見えた。

しかし、直後の後半45分。

川﨑選手のロングパスに渡邉選手がバックヘッドで前線へ。

ペイショット選手が抜け出しペナルティエリア手前から絶妙なスルーパスを供給。

そこにいたのは、まさかのグラッサ選手。

左足で放たれたシュートは、ゴール右下へと突き刺さり、値千金の勝ち越し弾となりました。

「うぉぉぉぉぉぉぉおおおお！！！！！」

守備の要が、土壇場で攻撃の主役に。

この一撃でジュビロは2-1とし、他会場の結果と合わせて5位に浮上。

昇格プレーオフ進出を決定づける、まさに“劇的”なゴール。

昨季の同会場での降格の記憶を振り払う魂の一撃は、個人的にジュビロ磐田の2025ベストゴールです！

総括

内容だけ見れば、決して完璧な試合ではなかった最終節。

ただ、勝利が絶対条件の中で、アウェイの地でしっかりと勝ち切ったこと。

これが何よりも大きい。

交代策の的中、グラッサ選手の劇的弾、そして最後まで諦めなかった選手たちの姿勢。

すべてが昇格への希望をつなぐ力に。

この勝利は、チーム、サポーター、そしてジュビロに関わるすべての人にとって、ポジティブな一歩となりましたね。

次はプレーオフ。もう一度、歓喜を掴みにいきましょう！

アドミラル公式サイト：https://www.admiral-gb.com/

試合経過

試合経過をデータと共に振り返ります。

タイムライン

磐田フォーメーション

スターティングメンバー
GK		川島　永嗣
DF	→ 90′	松原　后
DF		江﨑　巧朗
DF		リカルド　グラッサ
DF	→ 90+6′	ヤン　ファンデンベルフ
MF		金子　大毅
MF	→ 46′	上原　力也
MF	→ 63′	中村　駿
MF	→ 63′	角　昂志郎
MF		倍井　謙
FW		渡邉　りょう

控えメンバー
GK		三浦　龍輝
DF	← 90′	川﨑　一輝
DF	← 90+6′	森岡　陸
MF		為田　大貴
MF	← 46′	井上　潮音
MF	← 63′	川合　徳孟
MF		ブラウン　ノア　賢信
FW	← 63′	マテウス　ペイショット
FW		佐藤　凌我

監督：安間　貴義

鳥栖フォーメーション

スターティングメンバー
GK		泉森　涼太
DF		今津　佑太
DF	→ 74′	長澤　シヴァタファリ
DF		井上　太聖
DF		小川　大空
MF	→ 78′	松本　凪生
MF		新井　晴樹
MF	→ 65′	西澤　健太
MF	→ 74′	櫻井　辰徳
MF		ヴィキンタス　スリヴカ
FW	→ 46′	山田　寛人

控えメンバー
GK		内山　圭
DF		北島　郁哉
DF		木本　恭生
DF	← 74′	上原　牧人
MF		日野　翔太
MF	← 74′	西矢　健人
FW	← 65′	ジョー
FW	← 46′	鈴木　大馳
FW	← 78′	新川　志音

監督：小菊　昭雄

＼ 招待コード入力で購入品が10%OFF／

アドミラル公式サイト：https://www.admiral-gb.com/

招待コード：adm10

チームスタッツ

鳥栖	データ	磐田
15	シュート	12
2	枠内シュート	6
1.45	ゴール期待値	1.31
470 (81.1%)	パス（成功率）	330 (68.1%)
17	フリーキック	10
9	コーナーキック	9
1	オフサイド	2
2	イエローカード	2
0	レッドカード	0
59%	ポゼッション	41%

個人スタッツ

注目したい個人スタッツを紹介します。

ハッチンソン監督のサッカーは攻撃時はボールを繋ぐ、守備ではプレスをかけてセカンドボールを回収というスタイルなので【パス数】と【こぼれ球奪取】のスタッツをピックアップします。

サッカーにおけるこぼれ球奪取とは、ボールを失った相手チームのこぼれ球【セカンドボール】を奪い取るプレーです。

パス・（パス成功率）

江﨑　巧朗	44(75%)
ヤン　ファンデンベルフ	39(64.1%)
金子　大毅	34(76.5%)
倍井　謙	30(83.3%)
中村　駿	24(92.6％)

ファンデンベルフ選手のパス成功率の低さは、通ればチャンス系が多いので否めない感はあります。

しかし、通らなかった場合に相手カウンターの起点にもなります。

特に左サイドの松原選手と呼吸が合わない場面も多くみられるので改善していきたいところ。

逆にそこが上振れればジュビロが優位に立つ場面が多くなるはず。

こぼれ球奪数

金子　大毅	4
中村　駿	4
マテウス　ペイショット	4
ヤン　ファンデンベルフ	3
角　昂志郎	3

２TOPの一角として先発した角選手。

縦横無尽に走り回り、攻撃の活性化を図っていました。

個人的にはペイショット選手との２TOPを見てみたい。

ピックアッププレーヤー

ブログ管理人：ロジ（https://x.com/roji_jubilo）
ハム（https://x.com/hamu_jubilo）が注目したプレーヤーを紹介します。

リカルド グラッサ

𝘼𝙁𝙏𝙀𝙍 𝙈𝘼𝙏𝘾𝙃 𝘾𝙊𝙈𝙈𝙀𝙉𝙏.

DF36 #リカルドグラッサ 選手
「チーム全体が最後まで諦めないという姿勢や気持ちが最後の…」

▼全文はこちらhttps://t.co/bUBBkYUAW9 pic.twitter.com/WvcDWjWS97

— ジュビロ磐田 (@Jubiloiwata_YFC) November 30, 2025

冷静さ、勝負強さ、そして諦めない心。

最終節、昇格プレーオフ進出がかかった土壇場で、チームを救ったリカルド グラッサ選手。

後半45分、ペイショットのスルーパスに反応し、左足でゴール右隅へ流し込んだ一撃。 センターバックとは思えない落ち着きと精度で、まさに値千金の決勝点をもたらしてくれました。

守備の要が、攻撃でもヒーローに。

ありがとうグラッサ。

そして、これからも頼んだぞ！(意味深)

プレーオフへ向けて

昇格プレーオフ準決勝、相手は徳島ヴォルティス。

今季は1分1敗、特に10月のホーム戦では0-4と完敗しており、リベンジの一戦となります。

警戒すべきは、今季リーグ3位の14得点を挙げているFWルーカス バルセロス選手。

繰り出されるシュートは特に精度が高く、ジュビロにとって最大の脅威となりますね。

引き分けでは敗退。

勝つしかない！

VAMOS ジュビロ磐田！！！

＼ ジュビロサポーターのフォロー＆いいねを待ってます／

＼ 招待コード入力で購入品が10%OFF／

アドミラル公式サイト：https://www.admiral-gb.com/

招待コード：adm10