こんにちはロジです。
今回はジュビロ磐田の新指揮官ジョン・ハッチンソン監督について深掘りしてみました!
ジュビロにとってフベロ監督以来の外国人監督。
なんとしてもJ1昇格を勝ち取りたい’25シーズン。そのミッションを託された新指揮官は、どんな経歴で、どんな人柄で、どんな戦術で戦うのか?
SNSやウィキペディア、ネット記事などをチェックし、まとめてみました。
よかったら最後までお付き合いくださいませ。
ハッチンソン監督の経歴
まずは生い立ちや経歴について調べてみました!
ハッチンソン監督は、オーストラリア・ビクトリア州出身の45歳。
同学年のサッカー選手には小野伸二、高原直泰、遠藤保仁、稲本潤一などがいます。
いわゆるゴールデンエイジと呼ばれた世代と一緒なんですね。
ちなみにハッチンソン監督も元サッカー選手なんです!
サッカー選手時代
現役時代のポジションは、おもにセントラルMFとしてプレー。
オーストラリアの国内リーグで活躍し、祖母の出身国であるマルタ代表としてW杯ヨーロッパ予選にも出場。
ちなみにハッチンソン監督はオーストラリアとマルタの国籍を持っている。
マルタってどこ?
マルタはここ↓

イタリア・シチリア島の南に浮かぶ小さな島国。
(すごく綺麗な国なのでググってみると癒されますよ!)
サッカー選手としての実績はこちら。
※ウィキペディア引用
クラブ/代表 | 出場数 | 得点 |
クラブ | 433 | 41 |
代表 | 11 | 0 |
400試合以上出場しているなんて凄いプレーヤーだったことが分かりますね。
指導者の道へ
’15-16シーズンにサッカー選手を引退し、指導者の道へ。
オーストラリア、アメリカなどでコーチや監督として複数のクラブを渡り歩く。
そして21年、横浜F・マリノスのコーチとして来日します。
Jリーグへ
アメリカの地でコーチ業の行き詰まりを感じていたハッチンソンは、同じオーストラリア人で海外で実績を持つ横浜F・マリノスの監督だったポステゴグルーへ相談のメールをします。
その後、ポステゴグルーから「一緒にやらないか?」と依頼を受けて日本へ。
横浜F・マリノスのコーチとしてJリーグに関わっていきます。
Jリーグでの実績は以下のこちら。
※ウィキペディア引用
年 | クラブ | 役職 |
’21 | 横浜F・マリノス | コーチ |
’23 | 横浜FC | ヘッドコーチ |
’24 | 横浜F・マリノス | ヘッドコーチ/暫定監督 |
’25 | ジュビロ磐田 | 監督 |
Jリーグで開幕から監督として迎えるクラブはジュビロが初めてなんですね。
続いてはハッチンソン監督の人柄について調査しました。
ハッチンソン監督の人柄
私自身お会いしたことがないので画面越しから伝わる雰囲気やSNSの書き込み、インタビュー記事などを読んでの個人的な感想になります。
まず、初めてパッとみた時の印象は「やさしそうだなぁ」と感じました。
まぁ見た目ですよ。イケオジ風な?雰囲気的な?そんな感じです。笑
気さくな一面
キャンプを見学されたサポーターの方のXポストをみると
- 声が大きくて、響く。
- サポへ気さくに声をかけてくれる
- 熱血漢
そんな声が多く聞かれました。
さらに、「ファンサービスへ飛び入り参加してくれた」なんて声も。サポーターとしては嬉しい対応ですよね!
練習中は大きな声で熱く指導し、練習後は気さくな対応をしてくれるオンオフがしっかりした人柄だと分かりますね。
熱い一面
それから’24シーズン、暫定監督として横浜F・マリノスを指揮していたわけですけど、試合後のインタビューをいくつか拝見しました。
印象としては、冷静な受け答え+熱い漢。
’24シーズンの横浜F・マリノスは異例な数の公式戦をこなしていました。その数60試合以上。
この過密日程の異常さをハッチンソン暫定監督は試合後インタビューを通じてJリーグに警告。
「アジアでもトップのJリーグにおいて、結果を残しているクラブが異常な過密日程を強いられるのはなぜなのか?」
「この過密日程は選手の安全を考えるとリスクが大きいし、Jリーグ側がもっと協力してほしい。」
など、クラブや選手のために強く訴える場面も。
この発言が世間的に良い悪いは分かりませんが、個人的にはクラブ、選手思いのいい監督だなぁと感じます。
ハッチンソン監督の戦術
サッカーの面白いところは2、3人のスーパーな選手より、フィールドに出ている11人が力を発揮できる方が勝てるということ。
つまり、タクトを振るう監督の力量というのが重要なんです。
フォーメーション
昨年の横浜F・マリノスを参考にします。
ベースとしていたフォーメーションは
2枚のCB(センターバック)に右、左のSB(サイドバック)
中盤は中央に2枚のCMF(センターハーフ)に右、左のSMF(サイドハーフ)そして攻撃的なST(セカンドトップ)
頂点に強力な1トップFW(フォワード)
SMFはかなり攻撃的でWG(ウィング)にもなる可変式。

戦術
前線からのハイプレスで相手のビルドアップを弱体化し、高めのラインに設定された守備陣で狩りとる。
中央からサイドへ展開。両サイドが可変的にポジションを動かし全体が押し上がるかたちを形成。
相手陣でポゼッションを高めていき、ウィークポイントを攻めていくスタイル。
守備面において特に重要なのが中央のCMF。
相手ロングボールへの対処、つなぎ目の潰しがはまらないと難しい展開になるため、ハッチンソン監督の戦術では最重要ポジションと言える。
まとめ
ハッチンソン新監督について僕なりにまとめてみました。
経歴、人柄はともかく。
戦術に関しては監督自身どんどんブラッシュアップされていくと思いますので’25ジュビロがどんな陣形を組むのかまだ分かりません。
ただ、かなり攻撃的なスタイルでいくと明言していますので、とても楽しみですね!
それではまた!