中断明けからの連敗というか完敗。
いやでも下を向きたくなる惨状に、ココロが折れかけたところでの首位水戸戦。
ここで負けたらポキっといてしまう状況で迎えた1戦を振り返っていきます。
マッチレビュー
◤ 𝑭𝑼𝑳𝑳 𝑻𝑰𝑴𝑬 ◢
— ジュビロ磐田 (@Jubiloiwata_YFC) August 16, 2025
水戸 1-3 磐田
▼ご視聴はこちらから
🎬#DAZNhttps://t.co/SzCy8yxmF4
📻FM Haro!https://t.co/EMerdycdmE#水戸磐田#ジュビロ磐田 #jubilo pic.twitter.com/X27dJliWMp
試合結果は3 – 1での勝利。
とにかくとにかく良かった。
首位だろうがなんだろうが、とにかく欲しかった勝利をGET。
渾身のディフェンス
立ち上がり早々、ジュビロの左サイド裏を狙われ低空クロスを放たれた。
「やばい!」
この絶対的ピンチを江崎と龍輝のディフェンスonセーブで死守。
連敗中&開始早々というメンタル的にも絶対に与えてはいけない1点を守ったことは、この試合における1番のハイライトだったと思います。
今節良い意味で目立った守備陣。
久しぶりの登場となった龍輝をはじめ江崎、グラッサ、松原、為田がアグレッシブなプレーを披露。
途中交代の森岡も安定したプレーで試合を締めました。
課題のセットプレーにおいてはもう少しの印象ですが、クロスや流れの中での失点0は自信にもなったはず。
今回外れたヤン、上夷も含めさらなる底上げをしていきたいですね。
グスタボ劇場
現地で見た秋田戦。
【ボールを持ったら、とにかく前へ、ゴールへ】
その姿に心躍らされたグスタボ選手。
今節はトップ下で先発出場し、先制点&追加点のキッカケと躍動。
先制点はグラッサ選手とのブラジルラインで裏抜けからのヘッド&ドリブルからの落ち着いてシュート。
さすがブラジル1部でブイブイ言わせていただけのプレー。
さらに素晴らしかったのはクルークス選手の鬼クロスを柔らかなタッチで保持し、シュート。
相手DFに阻まれたものの、こぼれ球を倍井選手が押し込み追加点。
その他にも、相手DF陣を翻弄するポジショニングやパス受け&出しと攻撃陣を牽引。
後半早々に交代となりましたが、間違いなくこれからのジュビロ攻撃陣を引っ張っていく存在だと感じました。
強力な新戦力。
グスタボ劇場の開演となって欲しいと願っています。
こぼれ球奪取
今節特に目立ったのはロングボールにサイドへのパス出し。からのこぼれ球奪取。
悪い時のジュビロはロングボールを1トップ目掛けて送り込み【保持できずに相手ターンへ】の繰り返し。
何度も攻め込まれ、疲弊し、失点を重ねる。
この、負のスパイラルがなかったのが今節。
1トップではなく相手SBやボランチくらいを目掛けて蹴り出し、跳ね返りをジュビロボランチ陣が回収。
次攻撃へ繋げていくスタイルがよく見られました。
このスタイルが確立できれば、相手最終ライン裏への超ロングボールからの抜け出しも効いてきます。
グラッサ選手やヤン選手が得意とする最終ラインからの超ロングボールは倍井、クルークスようするジュビロにとっては大きなストロングポイントです。
長短織り交ぜた攻撃的なパスに今後も期待です。
試合を決めたNo.9
冒頭にも述べた通り、絶対に勝利が欲しかった今節。
勝利を確実なものにした渡邉選手のゴールには、ジュビロの希望を感じさせるものでした。
相手DFのミスをつき奪取したのち一瞬ヘッドアップ。
パスもあるぞと相手DFに迷いを生ませ、一瞬の判断を遅らせそのままズドン。
ゴールネットにドカンと突き刺さる効果音付きのゴールはまさにストライカーそのもの。
同点を狙う水戸のメンタルをへし折るには、これ以上ない1発でした。
苦しい連敗が続いたジュビロ。
この1発がもたらす効能は次節以降に大きく影響を与えるものだと感じます。
総括
首位に勝利したとはいえ、まだまだ順位的には昇格へ向けて厳しい状況。
中断明けの2連敗のようなハイプレス戦術のチームに、戦術崩壊することなく勝利を重ねることが重要です。
今節のようなハードワークサッカーをもう一度取り戻すことができれば、必ず上位へ進出できると期待感の持てる水戸戦でした。
アドミラル公式サイト:https://www.admiral-gb.com/
試合経過
試合経過をデータと共に振り返ります。
タイムライン
試合開始
8/16 18:00 天候:曇り 気温:27.3℃
観客数:8,965人
磐田:得点
得点者:グスタボ シルバ
アシスト:リカルドグラッサ
磐田:得点
得点者:倍井
前半終了
前半終了時データ
項目 | 水戸 | 磐田 |
得点 | 0 | 2 |
ポゼッション率 | 40% | 60% |
シュート数 | 8 | 9 |
枠内シュート | 1 | 4 |
ゴール期待値 | 0.66 | 1.20 |
磐田:選手交代(1回目)
out:グスタボ シルバ
in:渡邉
水戸:選手交代(1回目)
out:奥田
in:根本
out:新井
in:山本
水戸:イエローカード
対象者:根本
水戸:イエローカード
対象者:大崎
磐田:選手交代(2回目)
out:倍井
in:角
out:佐藤
in:ペイショット
水戸:選手交代(2回目)
out:塚川
in:仙波
磐田:イエローカード
対象者:上原
磐田:選手交代(3回目)
out:クルークス
in:川﨑
out:江﨑
in:森岡
水戸:得点(PK)
得点者:渡邉
水戸:選手交代(3回目)
out:加藤
in:長尾
out:根本
in:久保
磐田:得点
得点者:渡邉
試合終了
水戸 1 – 3 磐田
磐田フォーメーション

スターティングメンバー | ||
GK | 三浦 龍輝 | |
DF | 松原 后 | |
DF | → 75′ | 江﨑 巧朗 |
DF | リカルド グラッサ | |
MF | 上原 力也 | |
MF | 為田 大貴 | |
MF | → 55′ | グスタボ シルバ |
MF | 井上 潮音 | |
MF | → 75′ | ジョルディ クルークス |
MF | → 68′ | 倍井 謙 |
FW | → 68′ | 佐藤 凌我 |
控えメンバー | ||
GK | 川島 永嗣 | |
DF | ← 75′ | 川﨑 一輝 |
DF | ← 75′ | 森岡 陸 |
DF | 川口 尚紀 | |
MF | 川合 徳孟 | |
MF | ← 68′ | 角 昂志郎 |
FW | ← 55′ | 渡邉 りょう |
FW | ← 68′ | マテウス ペイショット |
FW | ポラメート アーウィライ |
監督:ジョン ハッチンソン
水戸フォーメーション

スターティングメンバー | ||
GK | 西川 幸之介 | |
DF | 飯田 貴敬 | |
DF | 板倉 健太 | |
DF | 鷹啄 トラビス | |
DF | 大森 渚生 | |
MF | → 68′ | 塚川 孝輝 |
MF | 大崎 航詩 | |
MF | → 84′ | 加藤 千尋 |
MF | → 59′ | 新井 瑞希 |
FW | 渡邉 新太 | |
FW | → 59′ | 奥田 晃也 |
控えメンバー | ||
GK | 松原 修平 | |
DF | 知念 哲矢 | |
DF | 沖田 空 | |
MF | ← 84′ | 長尾 優斗 |
MF | 山崎 希一 | |
MF | ← 59′ | 山本 隼大 |
MF | ← 68′ | 仙波 大志 |
FW | ← 84′ | 久保 征一郎 |
FW | ← 68′ → 84′ | 根本 凌 |
監督:森 直樹
\ 招待コード入力で購入品が10%OFF/
アドミラル公式サイト:https://www.admiral-gb.com/
招待コード:adm10
チームスタッツ
水戸 | データ | 磐田 |
15 | シュート | 12 |
2 | 枠内シュート | 5 |
1.91 | ゴール期待値 | 1.27 |
(80.8%) | 437パス(成功率) | (80.8%) | 448
9 | フリーキック | 21 |
2 | コーナーキック | 0 |
4 | オフサイド | 1 |
2 | イエローカード | 1 |
0 | レッドカード | 0 |
50% | ポゼッション | 50% |
個人スタッツ
注目したい個人スタッツを紹介します。
ハッチンソン監督のサッカーは攻撃時はボールを繋ぐ、守備ではプレスをかけてセカンドボールを回収というスタイルなので【パス数】と【こぼれ球奪取】のスタッツをピックアップします。
パス・(パス成功率)
上原 力也 | 54(88.9%) |
江﨑 巧朗 | 54(85.2%) |
井上 潮音 | 53(90.6%) |
為田 大貴 | 52(82.7%) |
リカルド グラッサ | 50(72%) |
両ボランチが軒並み高水準。
加えてロングボールを多用したにも関わらず成功率も高い数値を叩き出しています。
苦し紛れのパスが少ないことが見て取れます。
こぼれ球奪数
松原 后 | 4 |
倍井 謙 | 4 |
為田 大貴 | 3 |
三浦 龍輝 | 2 |
井上 潮音 | 2 |
松原選手、倍井選手が上位を連ねるということは、高い位置でボール奪取できていたことになります。
2次3次攻撃を繰り出すためにも必要な数値です。
ピックアッププレーヤー
ブログ管理人:ロジ(https://x.com/roji_jubilo)
ハム(https://x.com/hamu_jubilo)が注目したプレーヤーを紹介します。
三浦 龍輝
𝘼𝙁𝙏𝙀𝙍 𝙈𝘼𝙏𝘾𝙃 𝘾𝙊𝙈𝙈𝙀𝙉𝙏.
— ジュビロ磐田 (@Jubiloiwata_YFC) August 17, 2025
GK21 #三浦龍輝 選手
「個人的な内容で言えば、満足できない部分が多かったので…」
▼全文はこちらhttps://t.co/mpyIfJKX4J pic.twitter.com/jJ4EHBFOy8
今シーズン、序盤に怪我で離脱し控えに回っていた三浦選手。
チームが苦しい状況に登場し、ハイパフォーマンスを披露してくれました。
GKという1つしかない難しいポジションですが、しっかりとトレーニングを積んでいるからこその結果だと思います。
「勝ったら鰻でしょ!」
持ち前の明るさでチームを鼓舞し、ジュビロに欠かせない三浦選手。
まだまだこれからの活躍に期待です!
次節へ向けて
見事首位を撃破し、連敗の重苦しい空気を吹き飛ばしたジュビロ磐田。
勝ち点的にはまだまだ厳しい状況は続いていますが、希望もある順位に位置付けています。
次節の富山は降格圏へ沈んでいますが、ジュビロが苦手とするハイプレス思考のサッカーです。
富山戦こそジュビロの真価が問われる1戦。
連勝を飾り、上位へ進出していきたい!
VAMOS ジュビロ磐田!
\ ジュビロサポーターのフォロー&いいねを待ってます/
\ 招待コード入力で購入品が10%OFF/
アドミラル公式サイト:https://www.admiral-gb.com/
招待コード:adm10